墓石だけではありません!鳥居も建てます!!

昨年は長浜市内で鳥居を二基、建立させていただきました。

一年間で鳥居を二基も建立することは珍しいです。なぜなら、神社には昔から鳥居は建っていますし、一度、建てられた鳥居は早々建て替えることもないからです。

ですが、昨年は二件の依頼がありました。悲しいことに、二件とも台風の影響で被害を受けたためです。

昨今のスーパー台風といい異常気象でもたらされる自然災害には脅威を感じます。

 

神社に鳥居はなぜあるの?

 誰もが神社に参拝すれば必ずくぐる鳥居ですが、なぜ建っているのか知っていますか?

鳥居は神社を表示し、また神社の神聖さを象徴する建造物です。鳥居は神社の内と外を分ける境に立てられ、鳥居の内は神様がお鎮まりになる御神域として尊ばれます。また、特定の神殿(本殿)を持たず、山など自然物を御神体はその前に鳥居が立てられ、神様の御存在を現すものとして重視されています。

鳥居の起源については、天照大御神あまてらすおおみかみが天の岩屋にお隠れになった際に、八百万の神々が鶏を鳴せましたが、このとき鶏が止まった木を鳥居の起源であるとする説や、外国からの渡来説などがあります。

鳥居は、その材質・構造も多種多様で、それぞれの神社により形態が異なります。代表的なものとしては、鳥居上部の横柱が一直線になっている神明型鳥居と、この横柱の両端が上向きに反っている八幡型鳥居があります。

起源や形態などさまざまではありますが、鳥居を見ると神聖さを感じるのは、我々日本人の共通した考え方ではないかと思います。

それでは建立した2基の鳥居を紹介します。どちらも八幡型鳥居です。

施工風景

16尺八幡型鳥居

施工風景

9尺八幡型鳥居

鳥居以外にも、参道、社標、灯篭、玉垣、狛犬、など神社に関わる石工事もお任せください。